2023.11.02
電気・配線工事お客様より、昨晩から家中停電状態で困っていると電話が入りました。
心当たりもなく、ブレーカーも落ちていないとのことでしたが、現場に行きブレーカーを確認してみると主幹漏電ブレーカーが落ちていました。
漏電の可能性があるので絶縁測定器をで計測してみると、値が悪い回路がありました。
その回路にはボイラーが繋がっていて、お客様は
「大雨の日はボイラーがつきにくい」と言われていました。
停電した時もボイラーを使用していたようです。
ボイラー室は簡単な小屋のような作りで、煙突の周りが劣化し、穴が開いていました。
そこから雨水がしたたり基板にかかってしまい結果漏電していたようです。
煙突のまわりを補修し、雨漏れをなくしました。
ボイラーの電源が入りにくい場合、本体のスイッチを押して強制運転させるということでスイッチや基板が収容されている部分の蓋を開たままにされていましたが、蓋を閉めるようにしていただくようお願いしました。
これで雨漏れもなくなり、基板も蓋で守られるので安心して使っていただけるはずです。
「実は雨の日にボイラーの電源が入りにくいことはずっと気になっていたけど、ボイラーの更新を勧められると思い誰にも聞けなかった、安心して使えるようになって嬉しい」と喜んでいただけました。